アメリカの大学2020年秋学期の留学 大統領のサーブ&ボレー🎾(編集後記)
こんにちは。
ポップテニスの新谷みきです。
いよいよ7月に入りました。皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?
皆さんの周りでの教育の現場はいかがでしょうか?
アメリカでは、各教育現場において、様々な対応が取られています。
そこで今回は、アメリカの大学2020年秋学期の留学を特集してみます。
*美しいキャンパスが多いアメリカの大学
84%の大学が学生をキャンパスに戻します
大学の授業開始日は通常8月と9月ですが、
今年はその開始日を遅らせて(10月など)コロナ対策をしっかりする大学や、
大学の開始日を逆に早めて、
早目に冬休みに入る大学もあります。
(11月中旬からはもう冬休み)
☆オンラインと対面授業のハイブリッド
☆教職員と生徒全員へのPCRテスト
☆学内での消毒とソーシャルディスタンスの徹底
☆寮の部屋を1~2人部屋にする
☆検疫が必要な生徒を隔離するためのキャンパス内のスペース確保
☆マスクとフェイスシールドの着用
キャンパスに戻る学生は
☆日本から米国へ渡航後は、14日間の自主待機です
☆F1ビザには、米国を離れられる期間などの縛りがあるので注意。3月に日本に戻った学生は、前年度の成績証明書を用意して再度渡米しましょう(注:各々のケースは大学や、その時の状況によって違いますので、個別に対応しています。ご不安な方はご相談ください)
今年度入学の学生たち
今年の大学入学が決まった生徒さん
本当におめでとうございます!
これからのご入学日までは、沢山の準備がありますね。
☆緊急の場合の学生ビザを入学日の30日前には申請しましょう
☆日本から米国へ渡航後は、14日間の自主待機ですから
どこで自主待機できるのかは、大学やコーチと相談しましょう
アメリカの大学に新入学。
それだけでも大変な事ですが
今年はアメリカ大使館のビザ発行業務の停止に加え
各大学がコロナ対策に手を取られ
新入生への対応も、通年より遅れがちになっています。
しかも、入学直後からの英語でのオンライン授業。
一番注意を払いたいのは
新入生の皆さんと大学とのコミュニケーションです。
慣れないオンラインでのコミュニケーションですが
新入生の大きな助けになるのは
大学コーチとチームメイトの存在!
時節柄、不安の多い渡米になりますし、
場合によっては留学時期の延期もあり得ますが、
現地で待っていてくれる仲間の存在があるのは
テニス留学ならではこそ🎾
入学の前こそ連絡を密にして
安全な留学を実現させましょうね!
ーーー編集後記ーーーー
本日は、「大統領のサーブ&ボレー🎾」のお話。
昨日、F1ビザでアメリカに留学している生徒たちにとって、非常に重大な発表がありました。
「外国人留学生が、大学のオンラインクラスしか取らない場合は、自国に戻って取らなければならない」
というものです。
本編にも書きましたが、84%の大学が学生をキャンパスに戻すと言っています。という事は、その残りの16%にあたる大学は、オンラインクラスのみ又は限定者のみのオンラインクラスの実施ですから、それらの大学に通う外国人留学生は、全員アメリカ国外退去です。
それを防ぐ手立ては、「大学を開けなさい」「対面授業をしなさい」というお上からの命令ですね。
学生の人権や学ぶ権利も考えない暴挙。
すごい事やってくれます。
コロナの感染が収まらず
人種差別の問題も収まりどころが見えず
州知事がビーチを閉めれば即裁判に訴える人が出て
挙句の果てには「マスク反対運動」(意味不明)
大統領の戯言のようなTwitterを聞くたびに
「アメリカ、負け試合やってるな」感がヒシヒシと😢
もともとビッグサーブとビッグフォアハンドで、パワーで押して勝ち進むことには得意な反面、守備に回った時のディフェンス力の無さが露呈したアメリカと、どこでどう折り合いを付けて付き合っていこうかと悩みに悩んで(この編集後記もずっと書けないままで)いた私です(マジで!)
そんな時の、この重大発表。
いよいよですよ!
「こうなったら、サーブ&ボレーしかない!」
と担当者が言ったかどうかは定かではないですが、ベースラインで粘っていては勝機が無いと、ならば前に出てチャンスを増やそうと、そう考えたのではと思います。
いや、絶対そうだと思います!
だって、そういうアメリカ人のジュニアプレーヤー見たことありますから。それで 0-6、0-5から勝ってしまうミラクルも起きました。もちろんその子のビッグサーブとビッグフォアハンドは今も健在で、ATPプロになっていますが、この政策をみて、そんな昔の事を思い出したんですよね。
出来そうにもない事をやってしまえる人がいてもおかしくないのがアメリカなのかなあって。
私達の生徒さんは、ここでサバイブして、より強くなっていくんだと。
私達も、全力で無事に学業を続けさせてあげるぞと。
そんな思いに至った「大統領のサーブ&ボレー」というお話でした(^^)
(あ、ちなみに、このお達しは、大統領令とかではないのですが、大統領がこの国のリーダーであり、シンボルとして登場して頂きました)